誰でも気軽にドローン空撮を楽しめる時代になりましたね。
写真や動画を撮影して趣味として楽しんでいる方や、クリエイターとして活躍している方もたくさんいます。
これ、本当にすごいなって思います!
なぜなら、空撮やる人は間違いなくマルチプレイヤーだからです!!!
空撮って、ドローンの操縦が上手ければそれでよし、と思ってません?
違うんです。それだけじゃないんです。空撮を極めるには他のスキルも必要なんです。
そこで。空撮を楽しむためにどんなスキルが必要なのかあげていきたいと思います!
目次
ドローン飛行に必要なスキル
まずはドローン飛行そのものに必要なスキル!
操縦技術
言わずもがな、これはもちろん必要。
……最近のドローンはタップ一つで動いてくれる超高性能マシーンなので、ぶっちゃけ操縦ヘタでも飛ばせるし、いい映像撮れます。
しかし。自力で操縦できるスキルがないとトラブル発生時に対処ができないし、航空法におけるドローン飛行の許可・承認申請もできません。
国交相の許可・承認申請を行うには、10時間以上の飛行時間を有する者、というルールがあります。
ドローン飛行に関係する法令関係の知識
上記した航空法をはじめ、ドローン飛行にはたくさんの法律がからんできます。
知らないで飛行させると、法律違反を犯してしまう可能性があるのでここはしっかり勉強しておきたいところ。
許可取り(交渉力)
法律関係の知識をインプットしたら、次は実際に許可取りをしていきます。
これがけっこう大変。(めんどくさい)
空撮の場所によっては様々な場所へ確認をとり、必要であれば申請書を作成し、それにあたって添付資料も作成……なんてことも日常茶飯事。
またドローン飛行の前例がない場所や、飛行に難色を示される場合もあり、その時は交渉力も必要となってきます。
天気の知識
ドローン飛行と天候はズブズブの関係。雨や雪での飛行は基本NGなのでわかりやすいですが、問題は風。
どんなに晴天でも風が強いと飛行を断念せざるを得ません。
ドローンを飛行させる当日の基本的な天候はもちろん、風を読むスキルも必要です。
予想天気図から当日の天候を判断できるぐらいにはなりたいですね!
知識はもちろん必要ですが、最近はドローン飛行に適した天候か確認できる便利なアプリもあります!
自身の予測+アプリを活用して安全にドローン飛行を行いましょう!
ドローンの基本的な知識(ドローン検定)
ドローンを扱うにあたって基本的な知識を取得するため、私はドローン検定を受けました。内容はこんな感じ。
ドローンの基礎知識、航空気象学、基礎力学、物理学、電気電子工学、各種法律……。
かなり昔に学校でやったようなやらないような科目がずらり。勉強はじめたばかりのころは「嘘でしょ」と思いました。笑
でも、受験して正解でした!特に、機体の構造やリポバッテリーの扱い方を事前に勉強しておくことでリスクマネジメントに繋がっていると感じます。
これからドローンを始めるぞ!って人は受験を考えてみては?
空撮に必要なスキル
次に、空撮を楽しむため必須になってくるスキル!
カメラの知識
最近のドローンは高性能カメラを搭載しているものが多く、中には一眼レフ並みのカメラもあります。
オート設定で簡単に撮影もできますが、せっかく空撮するんだからこだわってマニュアルで撮影したいですよね!
シャッタースピードやF値など、撮影の際のマニュアル設定について知識を深めることでよりよい空撮ができますよ!
明るい日中の空撮ではNDフィルターは必須です!
画像編集(レタッチ)の知識
最近はスマホアプリで簡単に画像の加工(レタッチ)ができるようになりました。
しかし、本格的にレタッチをする場合はやはりPCでの作業になります。その場合、画像編集ソフト(PhotoshopやLightning等)を使いこなすレタッチの知識が必要です。
なんの知識もないままソフト使おうとしても「はて?」となってしまいます。
実際にソフトいじくり倒して覚えるのもいいけれど、最低限の知識を入れておくと慣れるスピードも早くなるのでおすすめです!
動画編集の知識
画像は撮って出しでよくても、動画はそうはいきません。BGMと合わせて一本の動画にしたいですよね!
こちらもスマホアプリで簡単に編集できますが、画像と同様、本格的にやるならPC作業。
PremierProやFinalcutProX、DaVinci Resolveなどの本格的な編集ソフトは慣れるまでが結構大変。
最初は初心者向けの動画ソフトからはじめて、編集スキルアップと共にソフトを変更するのがいいかと!
私は最初iMoveを使用してからFinalcutProXに移行しました。
どちらもAppleソフトなので基本的な操作は同じ。FinalcutProXにもすぐに慣れました!
まとめ
空撮を楽しむために必要なスキル、たくさんありますねぇ。
空撮だけじゃなく産業ドローンを業務で使用している人やレース用ドローン(FPV)をやっている人は、また別のスキルや知識が必要になります。
これらをすべてこなす知識と体力が必要なドローン……本当にマルチプレイヤーだと思いますドローンやってる人は!
裏を返せば、日々勉強ってことですよ。ドローンは。
私もまだまだ勉強が足りないので、これからも精進していこうと思っちょります。
ドローンユーザーのみなさん、日々勉強して共に頑張っていきましょう!
ではまた!