雑記

【ドローン空撮】実際に経験したヒヤリハットを晒す

こんにちは!sawa(@sawasan33333です!

わたくし、主に空撮でドローンを飛ばしております。

安全飛行を心がけているものの、お恥ずかしながら「あぶなっ!」という場面を何回も経験しております……。

天候、電波状況、その他要因……ドローン飛行の障害となるものは多々あります。

今回は、私が実際に経験したヒヤリハットを晒していきます!

ヒヤリハット=重大な事故には至っていないものの、事故が起こってもおかしくない状態。事故の一歩手前の事例。

ドローン事故の要因はこんなにある!知っておくべき飛行時のリスク最近のドローンってすごいんですよ。 簡単な設定をするだけで勝手にかっこいい飛行方法で撮影してくれたり、離陸場所に帰ってきてくれたり...

その1:飛行中に急降下〈mavic2Pro〉

Mavic2Proを海岸にて飛行させていたときのこと。

砂浜から数十メートルのところにテトラポットが並んでおり、そこにあたる波しぶきを臨場感たっぷりに撮影したいと思いました。

低空飛行ぎみ(テトラの上数メートル)をカメラ真下で通過させました。

そのとき。機体が一瞬1メートルほどふわっと急降下。

慌てて前進を強めにいれる&上昇をMAXいれました。数秒後、機体は上昇して高度は回復。

理由は未だわかりませんが、

  • テトラ周りを巻いていた強風
  • 電波の乱反射による電波障害
  • ビジョンセンサーが反応

このどれかが原因ではないかと思っています。

その2:ホバリング中に画面固まる〈MavicMini〉

MavicMiniを購入したての頃。

「この軽い機体が、はたして100m以上の高度に耐えられるのか!?」と思い、高度120mまで飛ばしてみました。

(MavicMiniは199gなので模型航空機に分類され、基本的には高度250mまで、場所によっては高度150mまでOKとされています)

https://drone-gaga.com/drones-below-200g-aviation-regulations/

https://drone-gaga.com/aviation-regulations-drones-under-200g/

離陸地点から40メートルほど離れた地点にて120m上昇させたら……綺麗な映像を撮影できたし、操縦も問題なし。

なんだ、全然平気じゃん!と思ってさらに遠くへ飛行させたら。

離陸地点からの距離が100mを超えたとき、画面の映像が固まりました。(このときの高度は80mくらい)

その後すぐに回復したものの、止まっては動き……と繰り返すので一旦帰還。その際に映像遅延はありませんでした。

MavicMiniは高機能といえど、映像伝送システムがそれほど強くありません。なのでアンテナを機体に向けていないと遅延したりフリーズしたりすることがあります。

このときはビビってすぐに帰還させましたが、アンテナの位置や自分の向く方向を変えてどうか、を試してみればよかったと思っています。

その3:操作不能 / 飛行中に固まる〈Tello〉

子供向けのドローン体験を行ったときのこと。

屋内に特設スペースを設け、トイドローンの超人気機種、Telloを使ってミニゲームを行いました。

この日、機体との接続にとても時間がかかりました。バッテリー交換のたびに再接続しなくてはならないんだけど、そのたびにまぁ〜時間がかかる。

そのうち、機体を離陸させて飛行させている最中に操作不能になりがちに。コントローラーをどう動かしても微動だにせず。かと思ったらいきなり動き出したり。

2班にわかれてそれぞれミニゲームを行っていたのですが、どちらも同様の不具合が多発しました。

なぜこの不具合が起こったのか。

Telloはwi-fi接続によって飛行が可能になるタイプのドローンです。(コントローラーとはBluetooth接続)Tello自体がwi-fi電波を発しています。そのため、

  • 大型施設にて週末に開催したため、屋内の電波が混線していた
  • 吹き抜けの広いスペースだったから

要因はおそらくこれ。

大型施設内にてwi-fiが多く飛び交っていたこと、週末で大勢の人がいたためwi-fi接続が混線したこと、が考えられます。

5階ぐらいまで吹き抜けの広いスペースでやったことも関係あるんじゃないかと思ってます。どんなに人がいても、天井がちゃんとある場所では同様の障害は起こらなかったので。

まとめ

以前、ドローン事故の要因についての記事を書きました。

ドローン事故の要因はこんなにある!知っておくべき飛行時のリスク最近のドローンってすごいんですよ。 簡単な設定をするだけで勝手にかっこいい飛行方法で撮影してくれたり、離陸場所に帰ってきてくれたり...

この記事に記述した通り、ドローンが追突したり墜落したりする原因はたくさんあります。

ヒヤリハットで済めばいいけれど、本当に事故が起こってしまっては大変です。

まずは事故等に繋がらないように事前に準備をしっかりしたり、飛行場所を調査したり、フライト当日も周囲に注意を払いながらドローンを操縦することが大事ですぞ!

そして。もしヒヤリハットが発生したら。

なぜそうなったのか。今後どうやって飛行させるべきか。振り返ることも大切だと思います。

私もこうやって自分のヒヤリハットを記事にすることで、だいぶ整理がつきました。

みなさんもヒヤリハットから学んで、よりよいドローンライフを過ごしてください!

ではまた!