「もっとちゃんと勉強しておくべきだった」
「ちゃんと勉強しないと将来大変なことになる」
学生の頃に大人から言われる耳の痛いセリフたち。
私、この類の言葉を「そんなことないし!勉強なんかしなくたって生きていけるし!」と思っている派でした。つい最近までね。
今では「その通りでございますどうもすみませんでした」と思っております。笑
なぜ180度考えが変わったのか。きっかけがドローンだった、ってことでちょっとダラダラと書いてみます。お付き合いください。
目次
「理数系の脳みそゼロ人間」がドローンをはじめるとこうなる
ドローンをはじめるにあたって、ドローン購入前に少しでも知識を……と思い、ドローン検定を受けることにしました。
そこで私は愕然としました。
……めっちゃ理数系じゃん!
いやね、普通に考えたらそりゃうなんですよ。ドローンが理数系だってことは誰でもわかる。
しかしね。私、理数系がまったくと言っていいほど苦手でしてね……。
苦手すぎて、あえて遠ざけて生きてきた人生なもんで。ドローンが理数系だってことに気づかいないままドローン検定3級に申し込み、ドローン検定テキストを購入しました。
テキストを開いた瞬間、「終わった」と思いました。
物理学、航空工学。2級はさらに力学、電気電子工学、流体力学、航空気象学。それと、関係する様々な計算式。
ナンダコノナイヨウハ……。笑
勉強に意味を見出せなかった学生時代
学生の頃、本当に勉強が嫌いでした。
理由は、しても無駄だと思ってたから。とくに理数系の科目を無駄だと思ってました。
ただ嫌いだから無駄だと思ってたわけじゃなくて、
「自分の人生で使うことは絶対にないだろう=無駄」
という考えで、数学や力学、工学は大嫌いだし興味もないし絶対に私の人生に必要ない!って思ってました。
だって、因数分解やサインコサイン、ニュートンの法則やら微分積分なんて日常生活で使わないでしょ!?
国語や社会は使うだろうと思ってそれなりに勉強したけれど、高校に入学してより専門性が増した授業内容に「ここまで必要なくね?」と思うようになり、結果、全部の勉強を放棄しました。笑
バイトして遊ぶお金を稼いでは遊びまくってました。学校はほぼ遅刻。テストはいつも赤点。0点もたまーに獲得。それでも高校をなんとか卒業できたので、全然問題ないと思ってました。
ドローンをはじめるまでは。
チャレンジは遠回りばかり
ドローン検定にチャレンジするにあたり、理数系の脳みそゼロの私は中学の数学・理科の勉強からやり直しました。
これマジだからね。だって、分数の計算すらできなくなってたんだから。他の内容も全然覚えてないし……。
登場する単語や計算式でつまずくたびにネットで調べて勉強し直しながら試験勉強を進めました。やらなくてもいいはずの勉強もしているのでまぁ〜時間かかるし前になかなか進めない。かなりの遠回りを余儀なくされました。
今までの人生で一番勉強した期間だったと思います。(これもマジ)
睡眠時間も削りまくって本当に疲れた期間でした。
と同時に、楽しさも感じてました。この私が勉強で楽しさを感じるなんて。
なんつーか、「これがこうなるからあぁなるのね〜なるほど!」みたいなのが多くて、なんで興味湧かなかったんだろ昔の自分、と思いました。
学生の頃にもっと勉強しておけばよかったなぁ。
あ、でた。
まさか自分がこのセリフを言う時が来るなんて……!
勉強は未来の自分への貯金
自分にやりたいことができたとき。何かに新しくチャレンジするとき。勉強してきた人としてない人とでは大きな差が生まれます。
勉強の貯金があればあるほどすぐに行動に移せるし、目標に向かってまっすぐに飛び込んでいけます。
私のように遠回りばかりだと疲れてしまうし、途中で「や〜めた」となりかねません。せっかくのチャンスを無駄にしてしまうのは本当に勿体無い!
勉強=未来の自分への貯金。
未来のことはわからない。今無駄だと思っていることは本当に無駄かもしれないし、もしかしたら無駄じゃないかもしれない。その、もしかしたらの為に貯金をする。
それが、未来の自分の可能性を広めていくんだと思います!これマジで!
まぁ、今でも難しい計算式とかは無駄だと思ってるけど。だってサインコサインとか日常で使わないもん。
でも、もしかしたら使う日がくるかもしれない。自分が新しいことに挑戦するときに使うかもしれない。そう思うと、ちょっとネットでググってみようかな、なんて思います。
そんなこんなで、ドローンはじめてから勉強ばかりするようになりました。ときどき頭がボーンってなりそうですが、なんとか楽しくやっちょります。
これからは、勉強嫌いの子に会ったらちょっと諭してみようかと思います。笑
お付き合いありがとうございました。ではまた!