こんにちは!sawa(@sawasan33333)です!
スマホやタブレット、ノートPCとセットでモバイルバッテリーを持ち歩く人、多いんじゃないでしょうか。
そんなモバイルバッテリーですが、購入時に「PSE認証済み」という文字を見たことはありませんか?
あーなんかが済んでるんだろーなぁー、と思っただけでしょうか。笑
実はこの「PSE認証済み」の文字やマークがないモバイルバッテリーを購入した場合、ちょっとややこしいことになってしまうんです。
目次
PSE認証とは?
PSE認証とは”電気用品安全法の基準に適合した電化製品に記される印”で、火災や感電などの事故から消費者を保護することを目的とした安全規格です。
電気用品安全法によってメーカーや輸入業者は「PSEマーク」をつけて販売することを義務付けられているため、PSEマークのない製品を製造・輸入・販売をすることはできません。
実はこのPSE認証、モバイルバッテリーが対象になったのはここ最近のこと。2019年2月1日より規制対象商品に追加されました。
なので、現在国内で正規に販売されているモバイルバッテリーにはすべてにPSE認証マークが付いています。
PSE認証マークはメーカーや販売業者に表示義務があるのであって、購入する側(消費者)には義務は発生しません。
しかし。何も知らないと、気づかないうちに我々消費者も法令違反をしてしまう可能性があるので注意が必要です。
PSEマークのない製品をフリマやネットオークションに出すのは危険
日本国内で正規販売されているモバイルバッテリーはPSEマークが付いている、と先述しました。
しかし、義務付けられたのは2019年2月。これ以前に製造・販売されていた製品にはPSEマークがついておらず、そのまま現在まで販売されているケースがあります。
また、海外で海外製のモバイルバッテリーを買ってきた場合、PSEマークはありません。
そしてこれらを使用するのは……別に問題ありません。
なぜなら、PSEマークの義務対象は”製造・輸入・販売”だからです。あくまでも表示義務であって、使用してはならん!という義務はありません。
では。
「もう使わないから」とPSEマークのない製品をフリマやネットオークションに出品したらどうでしょう。
販売者は誰になるでしょうか。
……。
はい!その通りです!
つまり、フリマやネットオークションへの出品は自身が『販売』する立場になるため、PSEマークのない製品を売ることになり法令違反にあたる、というワケです。
知らないうちに法令違反してしまった、なんてことにならないように、しっかり覚えておきましょう!
PSEマークがあるか、「PSE認証済み」となっているか確認しよう
上の写真は私が最近愛用しているモバイルバッテリーの裏面です。小さいですが、しっかりPSEマークが表示されています。
モバイルバッテリーを購入する際は、
- PSEマークがあるか確認すること
- 信頼できるメーカーから購入すること
- 海外での購入はその後の扱いに注意すること
これらに注意しましょうね!
ではまた!