ドローン操縦

【ドローン操縦】ATTIモード(Aモード)について〈練習するときの注意点〉

こんにちは!sawa(@sawasan33333」です!

先日、Phantom4を使ってATTIモードで操縦練習したんですよ。

屋内だったけれど、機体がどんどん流されて壁にぶつかるんじゃないかと手に汗にぎる操縦でした。

次の日は肩こりがまぁ〜酷い!笑

「べつにPモード使ってりゃいいんだから、わざわざAモードで飛ばさなくてよくない?」

と思いませんか?

その通り。ドローン操縦はPモードで行うのが基本です。Pモードは標準モードとも呼ばれています。

ATTIモードなんてほぼ使わないから、やらなくてもいいっちゃいいんです。

でもね。ATTIモードでの操縦ってけっこう重要なんです。

理由がいくつかあるので、ATTIモードの特徴も合わせて解説していきます!

ATTIモード(Aモード)とは

DJIのドローンにはいくつかの『フライトモード』があります。その中の一つがATTIモードで、Aモードとも言います。

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ATTIモードの特徴はGPS、ビジョンシステム、障害物検知センサーなどの安全飛行に関わる機能が全てオフになっているところ。

有効なのは気圧センサーによる高度維持だけ。離陸直後から高さは維持してくれるけど、測位情報がカットされてるので、機体は風や慣性によって流されます。

そのため、ATTIモードは離陸直後から常にスティック操作しなくてはなりません!

ドローンスクールやドローン講習ではATTIモードでの操縦が必須となっているカリキュラムが多くあります。

受講もしくは合格することで国土交通省への飛行申請を一部省略できます。

ATTIモードは全てのDJIドローンに搭載されているわけではなく、搭載されている機種によってモード切り替え方法に違いがあります。(のちほど解説)

ATTIモードは操縦の難易度があがる

”マニュアル操縦”とも呼ばれるATTIモード。操縦方法がPモードとは異なる部分があり、操縦の難易度もあがります。

常にスティック操作が必要

ATTIモードは離陸直後から常にスティック操作が必要です。理由は先述したとおり、安全飛行のためのセンサー類がオフになるから。

Pモードでは勝手にホバリングしてくれますが、ATTIモードでは一定の位置でホバリングしれくれず機体はスーっと流されます。

飛行中も進行方向とは違う方向に機体が流される場合は、やはりスティック操作でカバーしなくてはなりません。

フレア操作が必要

ATTIモードでの操縦はフレア操作をしなくてはなりません。

フレア操作とは、進行方向とは逆に機体を傾けてそれまでの動きを打ち消すこと。あて舵や逆舵とも言われます。

飛行中のどのタイミングで使うかというと……ブレーキをかけるときです。

ATTIモードでホバリングさせるには常にスティック操作が必要と先述しました。スティックから指を離すと、そのまま進行方向にスーっと飛行を続けます。

この状態でブレーキをかけるには進行方向とは逆方向にスティックを倒し、それまでの動きを打ち消すことで機体が停止します。これがフレア操作です!

フレア操作なくしてATTIモードでの飛行は成立しません!

スティックの感度があがる

Pモードに比べてATTIモードはスティックの感度があがります。少しスティックを倒したつもりでも、予想以上に機体が反応します。

機体が勝手に流されるので焦って操作してしまいがちですが、大雑把にスティックを動かすと機体が反応しすぎて危険ですぞ!

……いろいろと解説してきましたが、どうですかATTIモード。

ATTIモードでの操縦は、初心者は控えるべきです。基本はGPSをしっかり受信できる環境でPモードで飛行を行いましょうね。

しかし……

ATTIモード、いらないかってーとそうではなくて、かなり重要なんです。

なぜATTIモードの操縦が重要なのか

Pモードで飛行させる場合がほとんどのDJIドローン。別にATTIモード使わなくていいじゃん、と思いますよね。

しかし。ATTIモードでの操縦は経験しておくべきです。可能ならたまに操縦練習として取り入れるといいかと!

その理由は以下の通りです。

操縦スキルの向上のため

難易度のあがるマニュアル操縦であるATTIモードで練習することで、操縦スキルの向上に繋がります。

フレア操作や繊細なスティック操作はPモードでは練習できません。

また、飛行中にセンサーが故障するなど万が一のアクシデントが発生した場合、ATTIモードでの操縦ができないと無事に帰還させることができず、墜落等の二次被害が起こりかねません。

よりよい撮影を行うため

プロの方はよりよい撮影を行うために、敢えてATTIモードを選択することがあります。

Pモードでの撮影はGPSによる位置補正がかかり、滑らかな移動ができずカクついてしまうことがあります。

ATTIモードはそういった補正がいっさいないため、より滑らかでスムーズに空撮を行うことができます。

が、それは操縦士のスキルがあってこそ。誰でもできるわけではなく、熟練した操縦技術が必要です!

フライトモードの切り替えが勝手にされる機種がある

ATTIモードを搭載している機体は、機種によって手動切り替えと自動切り替えにわかれます。

〈手動切り替え〉
送信機にあるフライトモードスイッチを任意で切り替える

機種:Phantomシリーズ、Mavic2Enterpriseシリーズ(アプリでの設定が必要)

〈自動切り替え〉
GPSが十分に受信できずビジョンシステムも利用できない場合、PモードからATTIモードへ自動で切り替わる

機種:Mavic2Pro / zoom

この自動切り替えがやっかいなんですよねぇ。

もし飛行中に勝手にATTIモードになったら。もしATTIモードを操縦したことがなければ。

……想像できますね?笑

以上のことを踏まえて、一概に「ATTIモードの練習はいらん!」とは言えないんですよねぇ。緊急対応時は自身の操縦スキルに頼らざるを得ませんから……。

なのでATTIモードによる操縦練習をしておくことが重要なんです。

しかし、初心者が外でいきなり飛ばすには危なすぎます。ATTIモードで練習する場合は、とにかく安全に気を配らなくてはなりません!

ATTIモードを練習する際の注意点

ATTIモードで操縦練習をする場合は、屋外ではなく屋内で行うようにしましょう。

理由はご想像のとおり……外だとめっちゃ危ないからです。屋内だと壁に激突くらいですみますから!

体育館や広い会議室など広いスペースを確保して練習することをおすすめします。

……そんな場所ないよ、って方もいますよね?

その場合は、トイドローンでの操縦練習をおすすめします。これなら自宅でもできますから!

私は普段リビングで、Holy Stone(ホーリーストーン)のHS210というトイドローンで練習しています。


 

GPSが搭載されておらず風で簡単に流されるので、ATTIモードの練習にもってこいですぞ!(カメラ機能はありません)

屋外でATTIモードの練習を行う場合は、必ず障害物などがない安全な場所で行うようにしましょう。

PhantomシリーズのようにATTIモードへの切り替えが手動のドローンで練習する場合
操縦者の左側に補助者を付けることをおすすめします。

補助者がいつでもATTIモードからPモードへ切り替えれるようにしておくと安全性が高まります!

(Pモードに入れるとすぐにその場でホバリングし始める)

まとめ:安全第一でATTIモードをためしてみよう

ATTIモードは難易度の高い操縦になるため、初心者にはおすすめしないモードです。

ですが操縦スキルの向上や緊急時対応のためにぜひ練習してほしい重要なモードである、という矛盾……。笑

安全な場所での練習やトイドローンで練習するなど、自分にできる方法でぜひATTIモードでの操縦をやってみてください。操縦スキルが確実にアップします!

そして何度もいいますが、安全第一ですぞ!

(半分は自分に言い聞かせてます。笑)

ではまた!

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