こんにちは!sawa(@sawasan33333)です!
先日、ツイッターでとあることをつぶやいたら反響がありました。
どこで空撮するにも、
許可許可許可。
確認確認確認。しんどくなっちまうね。いい景色をみんなで共有したいだけなのに。
なので、せめて関係各所の皆様、お忙しい中たいへん申し訳ないですが問い合わせた際は優しい声でお話ください……。
— sawa⌘ドローン・登山・バス釣り 絶賛ペットロス中😫 (@sawasan33333) March 9, 2020
そんなに許可や確認が必要なの……?となりますねぇ。
そうなんです。ドローンを飛ばすには関係各所に事前確認、必要であれば飛行許可申請を行わなくてはなりません。
それも、飛行場所ごとに、です。
一体何をどこに確認しなくてはならないのか、超簡単にまとめてみました!
目次
航空法に抵触しないか
ドローンは航空機の一種なので、飛行の際は航空法の対象となります。
さらに航空法ではドローン規制・ルールが細かく定められており、それらによらない飛行をさせる場合は国土交通大臣の許可や承認を得なくてはなりません。
許可や承認の申請は、以前は書面にて行われていましたが、近年は『DIPS』という電子申請システムを利用するのが一般的になってきました。
内容によっては包括申請も可能です!
ドローン飛行の計画を立てる際はまず航空法に抵触していないかを確認しましょう!
航空法以外でドローン飛行を禁止している場所に該当しないか
航空法以外にもドローン飛行を禁止している法規制があります。
小型無人機等飛行禁止法
小型無人機等飛行禁止法は、航空法とはまったく別物の法律です。
なので国土交通大臣の許可・承認を得ていたとしても、小型無人機等飛行禁止法にて禁止されているエリアは飛行できません!
〈管轄の違い〉
航空法……国都交通省
小型無人機等飛行禁止法……警察庁
禁止されているエリアで飛行させたい場合は、警察庁に許可をもらわなくてはなりませんぞ。
都道府県・市区町村の条例
都道府県・市区町村条例によるドローン規制は公園、公共施設、観光地など多岐にわたります。
「公園では飛ばせない」とよく聞くのは、都市公園条例でドローン飛行を規制している場合が多いから。
条例によるドローン規制は自治体によって対応がばらばらです。さらに、ホームページを見てもドローン規制に関する条例が明記されておらず、不安になることもしばしば。
ドローンを飛行させたい場所の自治体に「飛行可能か」を問い合わせ、必要であれば申請書や飛行計画を提出しましょう!
関係するその他法規制も一度確認を
ドローンを明確に規制していなくとも、飛行させる際に確認しておいたほうがいい法律がたくさんあります。
例えば、
道路上空を飛行させたい……道路交通法
国定公園などの自然公園で飛行させたい……自然公園法
川や湖で飛行させたい……河川法
その他にも海岸法、都市公園法など、飛行させたい場所によって関係する法律はかわってきます。
飛行計画のたびに「どんな法規制があるか」「関係する法律は何か」を必ずチェックするようにしましょう!
電話確認だけでOKのところもあれば、申請書等の提出を求められる場合もあります。その都度要確認を!
https://drone-gaga.com/regulations-for-drones-under-200g/
飛行場所の土地所有者・管理者からOKをもらえるか
法律関係はクリアだ!飛ばせるぞ!……と思ったら大間違い。大事なことを忘れてます。
例えば、自分の家の駐車場に第三者が勝手に車停めてたらどう思います?
……嫌だよね?
勝手に他人の家に駐車するのはダメだし、どうしても駐車したいなら「少しの時間停めさせてください」とお伺いを立てるべきだと思うんです。
これ、ドローンも一緒だと思ってます。「飛ばしていいか」のお伺いは絶対に必要!
たとえそれが広大な田んぼの上空だったとしても、です。その田んぼを所有している農家さんに確認を取るべき!
民法では”土地の所有権は空も含む”とされています。
ただし、例に出した田んぼのような農地は空中権が適応されないようです。しかし農家さんによってはドローンNGもありえるので、やはりお伺いは必要だと思っています。
私有地であれば土地所有者へ。管理者がいる土地であれば土地管理者へ。ドローンを飛ばしも問題ないか必ず確認をとるようにしましょう!
飛ばすドローンが電波法に違反していないか
主に空撮を楽しんでいる人は大丈夫だと思うけれど、電波法に抵触してないかも注意したいポイントです。
ドローンは電波を使用して飛ばします。なので、電波法が関係してきます。
特殊な周波数帯を無免許や無許可で使用したり、技適マークがないドローンを無免許で操縦したりするのは電波法違反となりますぞ!
日本で販売されているドローンは大抵が技適マークのある機体になります。
海外製のドローンは技適マークがない場合があり、使用する周波数帯も異なる可能性があるので注意が必要です。
まとめ
飛行OKか調べる際の手順を超ざっくりとまとめてきました。
ポイントは「ドローン飛ばす場所の関係各所、全てに確認を取ること」です!笑
そして法令違反にならないように、必要であれば許可申請等を行うこと。これも大事。
みんなでルールを守ってドローン飛ばしていきましょう!
ではまた!